猫語とヘッセ(2010年4月28日)

この頃Javascriptで遊んでいるホーリーです。
やー、Javascriptは面倒だけど面白いです。
jQueryも1.4になりましたし、Ext JSやUIZEとかのJS Frameworkも、習得すれば色々できて表現の幅が広がりそうですね。
まぁ技術話は良しとして...何冊かお薦め本をご紹介しようと思います。


「猫語の教科書」という本をご存じでしょうか。
猫が本を書いたのは、これが世界初でしょう。
そう、なんと猫が描いた本なのです!!(ポール・ギャリコ著←人間ですw)
表紙が猫がタイプライターを打っている写真というなんとも愛らしいこの本。
その内容ですが、とにかく愛らしく、たまらない皮肉とユーモアを含んでいるのですね、これがまた。
日々の仕事に追われ疲れているあなた、猫が好きでたまらないあなた、一度この本を手にとって、くすりと笑ってみてはいかがでしょう。


もうひとつ、「シッダールタ」という本があります。
ヘルマン・ヘッセの作品です。
詳しい内容は興味があれば調べてもらうとして...w
主人公シッダールタ(釈迦とは別人)の言葉にこんな感じの言葉があります。

「さぐり求める」のではなく「見いだす」

目標を持ち、探り求めれば周りが見えなくなる。見いだすとは、自由であり、目標を持たないことである、という内容のことを言うのですね。
目標持たずに生きてられるか!ってのはごもっともです。仕事は特にそうですし。
んでも自由な状態から生まれるもの、見いだすものってのも、結構重要ですよね。お風呂場で生まれるアイデアにつながる?...気がしますw
文章は詩の如く、淀みなく流れ、そこかしこにヘッセの深い哲学・芸術性を感じさせます。
現代の生活に疲れたあなたに、新しい考えの息吹を吹き込んでくれるかもしれません。 一度は...いや、一度といわず、熟読する価値のある本です。


もうGWですし、是非是非、何か本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
何か素敵な事に出会えるかもしれません。
ではでは。
ホーリー